島崎藤村ゆかりの宿。ペットの山羊、自家製ワイン

【建築】★★★

軽井沢から小諸駅までローカル線で移動し、17:30ごろに中棚荘に到着する。ロビー(本棚、暖炉などがあり)でチェックインの書面を書き、部屋に通される。 中棚荘には大正館と平成館があり、今回は文字通り大正からある古い建物である大正館の方に止まった。藤村の間の向かい側、しろがねの間である。

中棚荘の隣に、水明樓という小さな木造の建物がある。これは島崎藤村が在籍した小諸義塾の塾長 木村熊二の書斎であったと伝えられている。この書斎で、藤村をはじめ丸山晩霞、三宅克巳らと夜遅くまで語りあったと言われている。島崎藤村の短編『千曲川のスケッチ』にも、楼上の欄干に身をまかせながら愛する千曲川の眺望を楽しむ様子が描かれている。

【風呂】★★★

部屋で荷物を片付け、さっそく湯場へ。湯場の建物は木造で、この前行った新井旅館@修善寺温泉の天平の湯の建築と同様、天井部分で外気とよく喚起できる仕組みになっている。そのため湯場の中はよく除湿され、湿気を感じない。これがとても心地よい。 露天風呂もあり。楡が風に揺れる音、夜虫の鳴き声が心地よい。

7:00ごろに起きて、朝風呂へ。朝の露天風呂は本当に気持ちがいい。

【食事】★★☆

入浴を終え、19:00から夕食。梅酢和え、金山寺味噌、鮎の焼き物など、白老や横浜の海沿いの料理とはまったく違う、山・川の料理である。軽井沢ビールと日本酒とともに。

朝食。とろろの山かけご飯だが、とろろはだしで味付けされており、醤油がいらない。

2024/7 再訪

蔵を改装したラウンジができていた。ハンモックなどあり。

夕食

  • お作り。佐久鯉そうめん、臭みがない
  • 酢の物。無花果を丸ごと、初体験、出汁に入れて蒸し煮にしているそう。ズッキーニに梅のペースト。
  • 太刀魚ポテト巻き。とまとどれっトマトドレッシングの爽やかさがバッチリあっている。
  • 千曲川の鮎寿司。金山寺味噌、茗荷、木の芽。シャリにも木の芽が混ざっている。薬味と味噌の風味が口いっぱいに広がり刺激的、ついで鮎のほのかな甘み。面白い寿司。
  • 煮物。煮穴子、冬瓜、チンゲンサイ。あんに生姜の風味。
  • 揚げ物。ヤングコーンは……最強。
  • 破竹の炊き込みご飯